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国連ハビタット福岡本部と新たな事業連携 福岡地域戦略推進協議会


アジア太平洋諸都市の持続的発展目指す

福岡地域戦略推進協議会(福岡市中央区天神1丁目、麻生泰会長、略称FDC)は今後、国連ハビタット福岡本部と、アジア太平洋地域の諸都市の持続的な発展に向け、SDGs(持続可能な開発目標)や、その国際的な取り組み方針であるNUA(ニューアーバンアジェンダ)を踏まえた新たな事業連携を進めていく。
2016年9月にアジア太平洋地域の諸都市の持続可的な発展を目指した包括連携協定を締結。これまで、FDCが福岡都市圏における地域戦略の策定や会員のノウハウ・技術の特定、プロジェクト実施における支援・コンサルティング、ハビタットが連携パートナーとなる都市やステークホルダーの選定、都市問題やニーズの具体化、プロジェクト実施における技術支援や各種調整などを担当し、連携を図ってきた。当初の期間である2年間で基盤が構築されてきたことから、1月1日から新たな事業連携をスタートさせたもの。内容は、SDGsやNUAを踏まえた福岡都市圏の地域戦略を共同で策定することや、FDC会員の事業や取り組みをSDGsの観点からアジア太平洋地域の諸都市に向け展開を進めていくというもので、期間は2年間。
このことで、SDCs、NUAを踏まえた福岡都市圏の地域戦略の実装、FDC会員とアジア太平洋地域諸都市やステークホルダーとの関係構築、対象都市や移出する産業分野の特定、共同事業のプロモーションや福岡都市圏の世界への発信、共同事業の実施による対象都市の都市課題の解決やFDC会員の海外進出の促進などの成果を期待する。

2019年2月19日発行