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国税局酒類鑑評会で13年ぶり大賞受賞 紅乙女酒造
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週刊経済2024年11月13日発行号
金賞受賞酒600本を限定発売
各種焼酎、リキュールなど製造・販売を手掛ける㈱紅乙女酒造(久留米市田主丸町、鈴木利明社長)は10月31日、福岡国税局が主催する「2024年酒類鑑評会」本格焼酎の部で大賞を受賞した。同局主催酒類鑑評会で最高賞を受賞したのは13年ぶり。
受賞酒は「河童九千坊ふくおかのこめ」で、同部門33社、98品目の中から選ばれた。同商品は福岡県産米「ひのひかり」を原料に米麹100%で仕込み、低温発酵と低温蒸留で仕上げているのが特徴。アルコール度数は25度。同社では今後、同商品を大賞受賞酒として九州圏内を対象に販売。容量は720㎖で価格は2500円(税込み)。大賞受賞酒600本の数量限定商品となる。
同社では「当社が一番得意な丁寧な造りで、上品で柔らかい味わいのお酒を誕生させることができた。丁寧な仕込みをすることで、良い結果が生まれることを若い作り手にも再認識してもらえる受賞となり、大変うれしい」と話している。
同社は1978年8月設立、資本金は7千万円、従業員数は36人。2023年3月期の売上高は5億9千万円。