NEWS

国産生姜を使用した甘酒を発売 まる昌醤油醸造元


女性をターゲットに

醤油メーカーのまる昌醤油醸造元(八女市黒木町、堤秀司代表)は4月4日、生姜を使用した甘酒を発売した。
同社では昨年5月から甘酒の製造を開始しており、プレーン味、八女茶味に次ぐ3商品目。冷え性改善など女性を中心に人気を集める生姜を使用することで、新規顧客の獲得を図る。名称は「生姜あまざけ」。筑後地方で収穫された米を使用した甘酒にすりおろした生姜を加え風味をつけている。また、甘酒は通常の糖化時間である5~7時間を超える14~17時間糖化することで、臭みを抑え甘みを引き出している点も特徴。本社に構える店舗や大丸福岡天神店東館地下二階にある「彩園」、道の駅たちばな(八女市立花町)で販売しているほか、今後イベントなどに出品していく予定。容量は500ml。本社店舗では850円(税込)で販売している。同社は「生姜は女性を中心に非常に人気であることから、これを機に既存のプレーン、八女茶の販売増にも繋げていきたい」と話している。
同社は1930年創業。従業員は5人。醤油や白だし、ドレッシング、味噌などを製造販売している。

2018年4月17日発行