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国内線・国際線連絡バスに連節バス導入 福岡国際空港と西鉄
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週刊経済2021年4月27日発行
輸送力強化を目的に
福岡国際空港㈱(=FIAC=永竿哲哉社長)と西日本鉄道㈱(林田浩一社長)は、4月20日から国内線と国際線の旅客ターミナルを結ぶ連絡バスに2連節バスを導入する。
現在、コロナ禍で空港の利用者数は大幅に落ち込んでいるが、将来的な旅客需要の回復を見据えて導入した。2連節バスはメルセデス製で、FIACから委託を受けた西鉄が運行する。全長118メートルで乗務員1人を含む定員は142人。車内はバリアフリーに対応したノンステップ仕様を採用したほか、立席スペースや出入口を広くすることで、大型スーツケースを持った利用客の快適性なども確保した。今回、5台を導入、1日あたりの運行本数は国内線発が83便、国際線発が79便。所要時間は片道約10分~15分で運賃は無料。外装にはFIACが目標に掲げた国内外合わせて100路線就航を目指す「FLY100DREAMS.」の色彩を表現したレインボーカラーを採用している。
FIACターミナル営業本部の武田一也営業部長兼課長は「将来的な旅客需要回復を見据えた導入、バリアフリー化に加え、立席スペースや出入口を広くすることで、大きな荷物をお持ちのお客さまも快適にご利用いただけるよう工夫を凝らした」と話している。