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国内線ラウンジを拡張リニューアル 全日本空輸


最上級会員向けスイートラウンジを新設

全日本空輸㈱(東京都港区、平子裕志社長)は11月16日、福岡空港国内線ターミナルの同社専用ラウンジを2月上旬にリニューアルオープンすると発表した。
平行誘導路二重化工事に伴う国内線ターミナル再整備事業に合わせ、リニューアルする。これまで同社の専用ラウンジは2階搭乗待合室の2カ所で展開してきたが、3階に移設し、1カ所に集約する。従来比の約1・2倍に拡張、通常の「ANAラウンジ」に加え、軽食などを提供する最上級会員向けの「ANAスイートラウンジ」を新設する。また、リニューアルに合わせ、2階には3階ラウンジに直結する利用者専用の室内型カウンター「ANAプレミアムチェックイン」を設ける。デザインは建築家で東京大学教授の隈研吾氏。
同社では福岡のほか、伊丹、那覇空港でも専用ラウンジのリニューアルを進めており、福岡と同じ2月上旬には伊丹、同下旬には那覇のリニューアル工事が完了する。国内線ターミナルの再整備事業が進む福岡空港では、昨年12月から1階国内線カウンターのリニューアル工事に着手、3月にカウンター前で実施していたX線による手荷物検査の自動化を図り、6月28日には羽田、新千歳に続き、自動手荷物預け機「ANAバッゲージドロップ」を導入した。来年2月のラウンジ完成で、空港ビル再編に伴う同社のリニューアルは完成することになる。

2018年12月4日発行