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国内線で地上支援車両の共同運用を実証 福岡国際空港


週刊経済2021年12月28日発行

ANA福岡空港㈱など5社が参加

福岡空港の運営会社・福岡国際空港㈱(福岡市博多区、永竿哲哉社長)は12月16日から29日まで、国内線駐機場で航空機の地上支援車両の共同運用に関する実証事業を実施した。
同事業は2020年1月の国土交通省航空局が発出した「グランドハンドリングアクションプラン」に基づき、グランドハンドリング会社各社が所有する地上支援車両(GSE)を共同運用することで、駐機場内における業務の安全性や効率性向上が目的。福岡空港では昨年7月27日から1カ月間、国際線で共同運用の実証が行われていたが、今後、運航便のさらなる増加が見込まれる国内線でも実証を行った。参加したのはANA福岡空港㈱、日本航空㈱、㈱JALグランドサービス九州、㈱エスエーエスの5社。期間中はボーディングブリッジ(固定橋)のある1~12番スポットで行われ、航空機牽引車、ベルトローダー、ハイリフトローダーなどのGSE車両を常備したオンスタンド型運用による実証が行われた。