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国内外への50店舗出店で増収増益 力の源ホールディングス


グループ合計266店に

ラーメン店「博多一風堂」経営、飲食関連コンサルティングなどの㈱力の源ホールディングス(福岡市中央区薬院1丁目、河原成美社長)の2019年3月期決算は、売上高が前年同期比12・3%増の274億6600万円、経常利益は同5・8%増の9億2200万円で増収増益となった。
国内店舗は主力のラーメン店「一風堂」ブランド6店と「RAMEN EXPRESS」ブランド6店、その他ブランドで5店をオープンしたが8店を閉店したため、店舗数は9店増の143店となった。
海外店舗は「IPPUDO」ブランドを中心にアメリカ2店、シンガポール1店、中国9店、台湾3店、オーストラリア1店、マレーシア2店、タイ8店、フィリピン4店、インドネシア2店、ベトナム1店の合計33店を新規展開。海外店舗数は115店舗となった。海外展開における直営既存店の増収に加え、ライセンス先からのロイヤリティ収入が増加したことにより、海外店舗運営事業は売上高が前年同期比37・4%増の85億7800万円、セグメント利益は同24・2%増の6億900万円の大幅な増収増益となった。グループ合計での店舗数はライセンス形態での展開も含めて266店となっている。
今期は国内既存店強化と新コンセプトショップ展開、海外におけるアジア地域へのさらなる出店と北米市場への積極展開を推進し、売上高は前年同期比9・3%増の300億1000万円、経常利益は同16・2%増の10億7200万円を見込んでいる。

2019年6月4日発行