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国内外で資金利益増加し経常収益は1540億円 ふくおかFG中間期


週刊経済2022年11月29日発行

コア業務純益は過去最高

ふくおかフィナンシャルグループ(福岡市中央区大手門1丁目、五島久社長)の22年9月の中間期連結決算は、経常収益が前年同期比10・3%増の1540億9300万円、経常利益が同9・4%増の442億9700万円の増収増益となった。
国内では中小企業向けの貸出金、住宅ローンが増えたほか、円安に伴って為替デリバティブ損益が増加し、資金利益が国内外とも伸長。増収となった。中間利益は307億6千万円。本業のもうけを示すコア業務純益(傘下3行合算)は、資金利益の増加に加え、十八親和銀行の統合効果で経緯が削減され、17%増の563億円と過去最高を更新した。
通期予想では経常利益が9・1%増の830億円、当期純利益は5・3%増の570億円を見込んでいる。