国内初のシトリックスの最上位レベルパートナーに　ピー・ビーシステムズ

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週刊経済2021年3月23日発行

企業のＤＸ推進へ

企業向け基幹システムクラウド化など展開する㈱ピー・ビーシステムズ（福岡市博多区東比恵３丁目、冨田和久社長）は３月９日、ソフトウェアやネットワークシステム開発のシトリックス・システムズ・ジャパン㈱（東京都千代田区、青葉雅和社長）のパートナー制度で最上位の「ＰＬＡＴＩＮＵＭ ＰＬＵＳ」に国内で初めて認定された。
シトリックスではデスクトップやアプリケーションの仮想化、クラウドサービスなどのソリューションを計画・構築できるパートナーを認定してサービスを提供しており、２８３社のパートナーのうち最上位レベル認定を受けたのはピー・ビーシステムズと伊藤忠テクノソリューションズ㈱の２社のみ。ピー・ビーシステムズでは、業務提携先のアセンテック㈱（東京都千代田区、佐藤直浩社長）とともにシトリックス製品の拡販を進めており、企業のデジタルワーク環境構築を通してＤＸを推進していく。同社では「ＤＸが推進されなければ経済損失が生まれると試算されている２０２５年の壁を克服するためのプロジェクトが、昨年多くの企業ではコロナの影響で一時中断・延期していたが、再開需要の獲得につなげていきたい」と話している。
同社は１９９７年設立。資本金２億３７６５万円。２０２０年９月期の売上高は２２億８１００万円。従業員数４９人。