NEWS

国交省の新技術情報提供システムに認定 マサトー


工事現場向けのマンガ看板で

マンガ看板企画・制作の㈱マサトー(直方市上頓野、谷口昌秀社長)のマンガを活用した工事現場向け看板が国土交通省運営の「NETIS(ネティス/新技術情報提供システム)」に認定された。11月13日付。

NETISとは、公共事業におけるさまざまな課題解決に向けた新技術開発の促進を目指し設立したもので、認定を受けるとNETISのサイト上で公開されるほか、建設業者は登録技術の活用で入札時の評価対象となる工事成績評価点に加点される仕組みとなっている。同社が提供する看板は汚れが付きにくく耐久性に優れたマグネットシートを使用しており、マンガを使ったストーリー形式で危険予知活動や地域住民への交通安全、工事への理解などを得ることができると評価された。4段階の評価点のうち、最高ランクである「VE」の技術として認定を受けている。認定を機に、今後は福岡だけでなく全国の公共工事を請け負う建設業者に対し、サービスの有用性をPRするとともに利用を促していく。谷口社長は「高い工事成績評定点は次回の入札で有利となる評価が得られやすい。今回の認定をきっかけに、多くの建設業者の方に当社のサービスを導入してもらいたい」と話している。

2017年11月28日発行