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国交省と福岡空港の運営権実施契約 福岡国際空港
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5スターエアポート獲得を目指す
福岡エアポートホールディングス(HD)グループが出資する福岡国際空港㈱(福岡市博多区大字白臼井、永竿哲哉代表取締役執行役員)は8月1日、国土交通省と福岡空港特定運営事業等公共施設等運営権実施契約を締結した。
今後は来年4月1日に予定する空港運営事業の開始に向けて準備を本格する。具体的には国内線・国際線の航空ネットワークの拡大に向けて、分かりやすい着陸料金体系や路線の定着を図る長期割引の導入など、福岡空港へのエアライン誘致に取り組む。また、航空利用者に対しては空港内のチェックインや保安検査などにおいて、より利便性の高い空港サービスを提供していく。さらに、同空港を訪れる旅行者・訪問者には飲食や物販、エンターテインメントなどの多様な選択肢を兼ね備えた斬新な商業展開を行い、「驚きや楽しさを発見しながら時間を過ごすことのできる新たな環境」を提供する。福岡エアポートHDでは「提案内容の実現に向けて、SKYTRAX社が実施する格付評価における5スターエアポート獲得を目指し、福岡空港を旅行客やエアラインから選ばれる空港へと発展させていきたい」と話している。
福岡エアポートHDグループは、福岡エアポートHD㈱を代表企業とし、西日本鉄道㈱、三菱商事㈱、Changi Airports International Pte. Ltd.、九州電力㈱から構成されるコンソーシアム。
2018年8月14,21日合併号