NEWS

国の登録有形文化財に登録見通し 久留米市の篠山神社など2社


週刊経済2022年11月1日発行

年内に正式登録

篠山神社(久留米市篠山町)と「若八幡宮」(粕屋郡久山町)の2社が年内までに国の登録有形文化財に登録される見通しになった。
「篠山神社」の本殿は1879年に建てられ、大屋根が入口の階段にまでせり出した大型の社殿が特徴。江戸時代に久留米藩を治めた有馬家の藩主を祭っている。国の文化審議会は「近年の神社建築の良い例」と評価している。
また、「若八幡宮」の本殿は1799年に建てられ、久山町内に残る神社の本殿で最も古いとされている点で評価を受けている。
これら2社が正式登録されると、県内にある登録有形文化財の建造物は199件になる。