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国の支援制度を活用し、海外からの企業誘致を強化 福岡県
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フィンランド企業、県内支援団体、MOU
福岡県は11月5日、経済産業省とジェトロが実施する「地域への対日直接投資プログラム」を活用、スタートアップ企業などの成長を支援するフィンランド企業・WeBuust(=ウィブースト=ヤンネ・ロアンヌCEO)社を招き、県内企業などとの面談や支援機関とのMOU(覚書)締結などを支援するなど海外からの企業誘致を支援する。
WeBuust社は、フィンランド北部、ヨーロッパのシリコンバレーといわれるオウル市に拠点を置く企業。ウェブ上でアンケートに回答するとAI(人工知能)分析で、ビジネスアイデアを構築し、投資計画や財務シミュレーションなどビジネスプランを自動で作成するプログラムを開発、同プログラムを活用したスタートアップ企業の成長支援事業などを展開している。今回、6日から9日までの3日間の日程で同社幹部を招き、アクセラレーターといわれる支援機関、スタートアップ企業と面談する機会を設けたほか、8日には一般社団法人・Startup GOGO(=スタートアップ・ゴーゴー=岸原稔泰代表理事)とのMOU(覚書)締結などを支援する。締結内容は、両地域のスタートアップ企業に関する協力支援、同社のプログラムを使った県内での拠点設立支援など。
企業立地課では「覚書締結を機に、フィンランド企業をはじめとする海外企業の誘致を図っていきたい」としている。
2019年11月12日発行