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団地内の生活利便施設をプレオープン 日の里団地共同企業体
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来年春に本格オープン予定
宗像市の日の里団地再生事業に取り組む同市日の里団地共同企業体(住友林業㈱、セキスイハイム九州㈱、ミサワホーム九州㈱、大和ハウス工業㈱、パナソニックホームズ㈱、積水ハウス㈱、トヨタホーム九州㈱、東宝ホーム㈱、西部ガス㈱、東邦レオ㈱)は11月3日、集合住宅を改修した生活利便施設「さとづくり48」のプレオープンイベントを実施した。
同団地は1971年に日本住宅公団(現UR都市機構)が九州最大級の団地として開発。住民の高齢化や建物の老朽化などの課題を抱えており、官民連携で団地再生事業に取り組んでいる。今年1月に東地区約1・8haの土地と建物を企業体が取得。既存10棟のうち9棟を解体し、戸建て住宅64戸を新築、分譲する。旧48号棟と呼ばれる1棟は、生活利便施設として改修。5階建ての棟内30室に、地域住民向けのコミュニティカフェや、宗像大麦でビールを製造・販売、飲食施設を備えるブリュワリー、DIY工房、保育所などを備え、来年春に本格オープンする。
今年3月に企業体と連携協定を結び、再生事業に取り組む宗像市の伊豆美沙子市長は「単なる建て替えではなく、新しいまちをつくる。地域住民の要望として挙がった緑豊かなまち、多世代交流が生まれるまちを目指したい」と話している。
2020年11月24日発行