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噴霧式消毒ロボットを発売 正興電機製作所


最大2万㎡を消毒可能

電力会社や官公庁向け情報制御システム製作・販売の㈱正興電機製作所(福岡市博多区東光2丁目、添田英俊社長)は、12月1日から噴霧式消毒ロボットの販売を開始した。
消毒エリアをAndroidデバイスで設定することで消毒範囲をマッピング。その後、自動走行で噴霧作業するため夜間でも利用可能となっている。また、障害物自動回避機能も備わっており、不特定多数の人が行き交う場所での走行もできるという。消毒液は1時間最大2千600㎖を噴出し、噴霧範囲は直径5~6m。タンク容量は16ℓで、連続稼働時間は5~6時間、満タン状態で最大2万㎡をカバーする。消毒液が規定量を下回ると噴霧停止し、自動で充電台設置場所まで戻る。サイズは直径500㎜、高さ1335㎜、重量52・1㎏。推奨噴霧液は次亜塩素酸水、二酸化塩素水、ウルトラファインバブル水。価格は税別250万円。
同社では「人件費の削減とともに時間の有効活用にもつながる」と話している。
同社は1921年5月創業、資本金26億700万円、売上高245億1400万円(19年12月期連結)。

2020年12月22発行