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嘉麻市に自社製品体験施設  小松製作所    6月15日


 コマツグループで建設機械や産業機械などを製造する株式会社小松製作所(東京都港区赤坂2丁目、大橋徹二社長兼CEO)は6月15日、嘉麻市岩崎に自社製品の体験施設「コマツIoTセンタ九州」を開設した。今年3月開設の千葉に続き国内2拠点目。
 同施設はデモエリアとセミナー棟に分かれる。デモエリアでは建設現場向けITCソリューション「スマートコンストラクション」の試乗体験やITC建機やドローン測量の見学会を実施する。セミナー棟では建設関連業者を対象にした技術研修やセミナーを開催する。デモエリアの敷地面積は1600平方m、セミナー棟の延べ床面積は約73平方m。同社は今年度をめどに、総事業費8億円をかけて近畿、中国など全国9エリアにIoTセンタの開設を目指す。
 同社は1921年5月創立。資本金は701億2000万円。従業員は1万449人。16年3月期の連結売上高は1兆8549億円。