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営業収益は606億4200万円 ミスターマックス・ホールディングス


8月連結中間決算

大手ディスカウントストア・㈱ミスターマックス・ホールディングス(福岡市東区松田1丁目、平野能章社長)の8月連結中間決算は、営業収益(売上高+不動産賃貸収入+その他の営業収入)が606億4200万円、経常利益が15億9600万円だった。前年度から決算期を2月に変更したため前年同期比はない。

4月から500商品の値下げをして安さの徹底に努めたほか、既存店であるMrMax宇佐ショッピングセンター(大分県宇佐市)と同山鹿ショッピングセンター(熊本県山鹿市)の2店をリニューアルするなど顧客の利便性向上の取り組みを図った。通期では営業収益が1153億円、経常利益が24億7000万円を見込んでいる。

また、9月からは持株会社(HD)制に移行し、従来の㈱ミスターマックスが商号および事業目的を変更して持株会社のミスターマックス・ホールディングスとなり、今年3月に設立した㈱ミスターマックス分割準備会社(同所、同社長、資本金1000万円)が商号変更し、事業を引き継いで㈱ミスターマックスとなった。同社では「価値ある安さを提供すべく、購買頻度の高く普段の暮らしに直結する商品を中心に、年間を通じて低価格を実現する取り組みに力を入れる」としている。

参考までに旧ミスターマックスの前年度中間期(4月〜9月)の売上高は600億200万円、経常利益は11億3600万円。通期(2017年2月期、11カ月決算)では売上高が1083億7300万円、経常利益が23億6000万円だった。

2017年10月31日発行