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営業収益は38・2%増の4811億9900万円 イオン九州2月期


週刊経済2022年4月19日発行

売り上げ、利益とも過去最高

イオン九州㈱(福岡市博多区博多駅南2丁目、柴田祐司社長)の2月期決算は、売上高に賃料収入などを加えた営業収益が前期比38・2%増の4811億9900万円、経常利益は77・7%増の59億9400万円で大幅増収増益、売り上げ、利益ともに過去最高となった。
前期は、期中(2020年9月1日付)にマックスバリュ九州、イオンストア九州と経営統合しており、経営統合前の2社の半期業績を含めた比較では、営業収益は前期比0・6%増、営業利益は14・0%増となっている。当期は、下半期に新型コロナ感染再拡大の影響はあったものの、食品は好調を継続、衣料品・住居余暇も下期から改善した。事業別の売上高は、SM(スーパーマーケット)・DS(ディスカウントストア)、GMS(総合スーパー)が43・5%増の4392億5100万円、HC(ホームセンター)は8・2%減の182億700万円、サイクル、FC等のその他事業は18・4%減の34億5千万円だった。
今期、営業収益は4770億円、営業利益58億円、経常利益60億円、当期純利益28億円を見込んでいる。今期から会計基準を変更するが、同基準での比較では営業収益は2・0%増、営業利益は2・4%増、経常利益は0・1%増、当期純利益1・1%増となる。