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営業収益は3・0%増の1223億円 ミスターマックス・ホールディングス2月期連結決算
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大手ディスカウントストア・㈱ミスターマックスを中核とする㈱ミスターマックス・ホールディングス(福岡市東区松田1丁目、平野能章社長)の2月期連結決算は、営業収益(売上高+不動産賃貸収入+その他の営業収入)が前年同期比3・0%増の1223億1900万円、経常利益が17・3%減の22億3800万円の増収減益だった。
消費税増税前の駆込み需要を取り込み、既存店売上高は4・2%増と好調に推移。商品部門別では、食品が年間を通じて好調で全体を牽引したほか、駆込み需要で冷蔵庫や洗濯機などの大型家電や洗剤、ペット用品などの日用消耗品も伸びた。店舗展開については6月に本城店(北九州市)、10月に新習志野店(千葉県)、11月に柳井店(山口県)など既存店舗やショッピングセンターの改装に重点的に取り組み、売り上げを伸ばした。また、従来の小型フォーマットよりさらに小型の売場面積で、食品主力のディスカウントストアの1号店となるミスターマックス食品館月隈店(福岡市)を12月に開店。今後の出店モデルの1つの位置づけとしている。
一方、コスト面ではキャッシュレス決済比率の上昇で販売手数料が増加したことなどから販売費及び一般管理費が273億3600万円(2・2%増)となり、この結果、営業利益は24億5千万円(10・8%減)、経常利益は22億3800万円(17・3%減)だった。親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に法人税等調整額をマイナス4億7600万円計上したことの反動などから13億2100万円(41・2%減)となった。
今期は経常収益が1226億8400万円(0・3%増)、経常利益が23億4800万円(4・9%増)の増収増益を見込んでいる。
2020年5月19日発行