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営業収益は2・3%増の90億3700万円 福岡リート投資法人2月期
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週刊経済2023年5月2日、9日合併号
商業施設が回復傾向
地域特化型リートの福岡リート投資法人(福岡市博多区住吉1丁目、古池善司執行役員)の2023年2月期決算は、売上高にあたる営業収益が前期比2・3%増の90億3700万円、経常利益は同1・6%増の28億5100万円で増収増益となった。
キャナルシティ博多など商業施設の売り上げが回復傾向で賃料収入が増加したことや、久留米市の商業施設売却益などで増収、修繕費や水光熱費など営業費用は増加したが増収効果で営業利益は1・3%増の32億2300万円、当期純利益も1・6%増の28億4900万円と伸びた。1口当たりの分配金は3580円で前期比1・6%増、予想比でも1・7%増となった。
今期(23年3月~8月)は、3月に取得した熊本市のオフィスビルや4月に取得した福岡市城南区の賃貸マンションの賃料が加わることで、営業収益は1・8%増の92億円、営業利益は0・9%増の32億5300万円、経常利益は0・6%増の28億6600万円、当期純利益は0・5%増の28億6500万円、1口当たりの分配金は0・6%増の3600円を予想している。