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営業収益は12・8%増の685億6200万円 ミスターマックス・ホールディングス8月中間決算


経常は約3倍に

大手ディスカウントストアの㈱ミスターマックスを中核とする㈱ミスターマックス・ホールディングス(福岡市東区松田1丁目、平野能章社長)の8月連結中間決算は、営業収益(売上高+不動産賃貸収入+その他の営業収入)が前年同期比12・8%増の685億6200万円、経常利益が約3倍の36億4100万円の増収増益だった。
期中には新型コロナウイルス感染症予防を目的とした、新しい生活様式の浸透によって需要が高まった衛生用品や巣ごもり消費関連商品などを積極的に供給。エアコンやテレビなどの大型家電が特に好調だったほか、キッチン用品やインテリア、酒や日配品など自宅で過ごす機会が増えたことによる巣ごもり消費関連商品が大きく伸びた。この結果、営業収益は12・8%増に。経費面ではキャッシュレス決済比率上昇による販売手数料の増加などがあったものの、販促の見直しやウェブ会議の活用、消耗品削減などの様々なコスト削減を実行したことで販売費・一般管理費を昨年並みコントロールできたことから経常利益は約3倍(192・4%増)の大幅増となった。
通期では営業収益が1287億3700万円(5・2%増)、経常利益が46億9400万円(109・7%増)の増収増益を見込んでいる。

2020年12月1発行