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営業収益は0・7%増の4844億6600万円 イオン九州2月期
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週刊経済2023年5月2日、9日合併号
利益も過去最高に
イオン九州㈱(福岡市博多区博多駅南2丁目、柴田祐司社長)の2月期決算は、売上高に賃料収入などを加えた営業収益が前期比0・7%増の4844億6600万円、経常利益は47・3%増の88億2900万円で売り上げ、利益ともに過去最高となった。
当期から会計基準を変更しており、旧基準での営業収益は4・0%増の5003億8200万円で初の5千億円超え。主力の食品が堅調に推移し、衣料品や住居余暇商品の売り上げが回復したことが増収要因となった。利益面では、増収に加え生産性向上の取り組みなどで販管費を抑えたことにより大幅増、営業利益は47・1%増の83億3千万円、当期純利益は68・7%増の46億7200万円だった。事業別の売上高は、SM(スーパーマーケット)・DS(ディスカウントストア)、GMS(総合スーパー)が4385億6800万円で旧会計基準での比較では4・2%増、HC(ホームセンター)は同4・4%増の183億8100万円、サイクル、FC等のその他事業は同13・6%減の24億7200万円となった。
今期、営業収益は2・9%増の498億5千万円、営業利益は2・0%増の85億円、経常利益は2・6%減の86億円、当期純利益は0・6%増の47億円を見込む。また今期から、昨年ウエルシアホールディングス㈱(東京都)との合弁で設立したイオンウエルシア九州㈱が連結対象となり、連結業績業績では、営業収益5千億円、営業利益79億円、経常利益80億円、当期純利益43億円を見込んでいる。