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営業収益が1・3%増の2128億円で過去最高更新 JR九州中間決算


運輸サービスや建設、流通・外食が増収

九州旅客鉄道㈱(=JR九州、福岡市博多区博多駅前3丁目、青柳俊彦社長)の2020年3月期第2四半期連結決算は営業収益が前年同期比1・3%増の2128億6100万円、営業利益が9・1%減の302億1700万円、経常利益が11・5%減の310億2600万円で増収減益となった。
営業収益は鉄道旅客運輸収入の増加などで過去最高を更新したものの、利益面では税制特例措置廃止による租税公課の増加や減価償却費の増加などで減益となった。四半期純利益は12・2%減の230億2500万円だった。
セグメント別では、運輸サービスは鉄道旅客運輸収入の増加などで営業収益が2・7%増の905億1700万円、営業利益が3・2%増の173億6900万円で増収増益。建設は新幹線関連工事やマンション関連工事の増加などで営業収益が6・2%増の346億900万円となったものの、人件費の増加などで営業利益が71・2%減の2億7600万円だった。不動産・ホテルはマンション販売収入の減少や租税公課の増加などで営業収益が1・9%減の421億5500万円、営業利益が23・2%減の101億1600万円と減収減益。流通・外食はファーストフード店舗の収入増などで営業利益が1・3%増の530億2300万円となったものの、新規出店に伴う経費増加などで営業利益が3・4%減の17億1500万円。建設機械販売・レンタル事業などのその他は建設資材の売り上げ増などで営業収益が6・6%増の365億9600万円、営業利益が27・1%増の11億4100万円と増収増益だった。

2019年11月12日発行