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営業利益13億円達成へ24~26年中計策定 日本乾溜工業
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週刊経済2023年10月3日発行号
最終年度売上高200億円へ
交通安全施設、法面工事施工の日本乾溜工業㈱(福岡市東区馬出1丁目、兼田智仁社長)は、2026年9月期を最終年度とした3カ年中期計画をスタートする。
24年9月期を初年度とし「地域の安全に貢献し、進化し続けることでお客様の信頼に応える。」ことをグループのビジョンに定め、「Connect with everything~全てと繋げる~」をテーマに人材投資、生産性アップ、付加価値の向上に注力する。具体的には、コア事業の交通安全分野の基盤充実や建設現場におけるDX推進で建設事業、防災安全事業の既存2事業の体制強化するほか、採用においては人材育成プログラムや処遇・福利厚生の充実、既存事業や新事業を創出するM&Aを検討していく。
数値目標は、初年度連結売上高が前期比3%減の163億3千万円、営業利益が2・5%増の9億5千万円を想定。最終の26年は売上高200億円、営業利益13億円達成を目標に掲げている。兼田社長は「23年9月期中にDXソリューションへの取り組みとして部署新設、人材育成室の設置や採用強化で経営基盤が構築した。次の中期計画に向けて前進させる」と話している。