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営業利益、経常利益の予想を下方修正 ミスターマックス・ホールディングス
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週刊経済2024年2月06日発行号
営業収益は計画通りに推移
大手ディスカウントストア・㈱ミスターマックスを中核とする㈱ミスターマックス・ホールディングス(福岡市東区松田1丁目、平野能章社長)は、2月期連結決算の営業利益と経常利益の予想を下方修正した。
マスクなどの利益率の高いコロナ関連商品の売上減や節約意識の高まりによる購買動向の変化に伴う荒利益率の低下、さらに投資活動などによる経費の増加などが影響し、営業利益が前回発表(2023年4月)の40億円から30億円に、経常利益は38億円から29億円にそれぞれ下方修正した。なお、親会社株主に帰属する当期純利益については、繰延税金資産の計上による税金費用の減少を見込んでおり、前回予想(25億円)からの修正はないとしている。
一方、営業収益(売上高+不動産賃貸収入+その他の営業収入)については、物価高騰の中、継続的なNB商品の値下げ企画やPB商品の拡大などのEDLP(価格を変えず、低価格で商品を販売する価格戦略)施策を徹底し、計画通り(1295億円)に推移している。