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商品改革や大型店出店再開など推進  ミスターマックス    今期の重点施策として


 大手ディスカウントストア・株式会社ミスターマックス(福岡市東区松田1丁目、平野能章社長)は今期(2017年2月期)、商品改革やオペレーション改革、大型店の新規出店再開などの3つの重点施策を進めていく。
 中期5カ年経営計画の2年目にあたる今期は「構造改革を軌道に乗せる年」と位置づけ、営業利益16億円、営業利益率1・5%を目標に各種重点施策に取り組んでいく。まず「商品改革」については、商品部門別に顧客の印象に残る商品選定をすることで安さを訴求した武器になる商品を集中販売していく。また、他社との比較やマーケット情報をもとに新しい品種や価格帯の商品の販売実験を積極的に進めていく。
 次の施策「オペレーション改革」については店舗運営力の向上をテーマに、前期取り組んだ店舗作業の効率化を現場で定着させるとともに店舗マネジメントの強化を実施していく。
 3点目の「新規出店および既存店改装」では今秋、熊本市北部に市内3店目となる「MrMax熊本北店」を出店。他企業のスーパーマーケットを核とする大型ショッピングセンターの出店は2年ぶりで、同市近郊の購買占拠率の向上を図る。さらに、既存店については商品部門ごとに適正な売場面積に拡大・縮小するとともに、新しい商品カテゴリーを導入して利便性を高める。計画では今秋「MrMax粕屋店」を大幅増床し、従来のディスカウントストアの品揃えに生鮮を加えた「スーパーセンター」にリニューアルする。