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商品拡充、ブランド認知度向上で増収 ベガコーポレーション


今期赤字幅縮小へ

インテリア家具を中心としたEコマース事業を展開する㈱ベガコーポレーション(福岡市博多区祇園町、浮城智和社長)の2019年3月期決算は、売上高が前期比2・7%増の133億2200万円の増収。2億5600万円の経常損失(前期実績5億8900万円の経常利益)となった。
商品拡充やサービス向上、サイト基盤構築やブランド認知度向上に世界的なスーパーモデルをイメージキャラクターに起用するなど大がかりなプロモーション活動に積極投資した結果、ユニークユーザー数を増やし、アクセス数は前期比73%増となった。その一方で、暖冬の影響により冬季商材の販売数が想定より下回り、また、上期における商品欠品を回避するため、下期から在庫を補充したものの、想定していた売り上げに対して未達となった。その結果、過剰在庫が発生し保管コストが上昇。さらに配送コストの上昇で利益を圧迫した。今期売上高は前期比2・8%増の137億円、経常損失が1億5000万円を見込んでいる。

2019年6月4日発行