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商品企画、販売促進の部署を新設 久松


業務効率で事業の底上げ図る

おせち弁当製造、販売の㈲久松(糟屋郡粕屋町仲原、松田健吾社長)は5月1日、商品開発と販売促進の部署を新設した。
同社では売り上げの9割以上を年末年始のおせち販売が占めており、新商品を開発する「経営企画室」を立ち上げ、事業の底上げを図る。また、販売促進の「セールスプロモーション課」では現在販売の大半を占めるEC以外に、協力会社への卸事業や自社サイトでの販売などを伸ばす。経営企画室の人員は松田社長を含め4人。セールスプロモーション課は5人。松田社長は「現在業務効率化のシステムを開発、導入の準備を進めている。約3割の業務改善を目指しており、空いた時間や知恵を新設した部門に投入していきたい」と話している。
同社は1986年8月設立。資本金300万円。年商20億円。従業員20人。2004年から通販サイト「楽天市場」で「博多久松」ブランドのおせちセットの販売を開始している。

2019年6月18日発行