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唐津市浜玉町にランチ専用の食堂 愛しとーと


週刊経済2023年4月25日発行

社食メニューを提供

化粧品、健康食品通販の㈱愛しとーと(那珂川市今光、岩本凌社長)は4月18日、唐津市浜玉町浜崎に昼専用の食堂をオープンした。
場所は唐津バイパス沿いで同社の唐津支店(物流センター/工場)敷地内。唐津は創業者・岩本初恵CEOの故郷で、雇用創出や観光需要で地域活性による地元還元のため2014年に「コラーゲンバイキングレストラン」を出店したが、唐津工場の生産ライン増強により2019年4月に閉店していた。その後、コロナ禍で近隣の飲食店が減っていることや、同社の通販会員(3月末時点会員数360万人)からの希望があり、従来とは異なるかたちで再出店に踏み切った。店舗名は「愛しとーとごはん」。バイキングから食堂形式に変え、券売機を導入してセルフ化するなどオペレーションを簡素化した。またメニューは実際に同社の無料社員食堂で提供しているもので「社員食堂ランチ」(1780円)や「そば&天ぷらランチ」(同)、「カレーランチ」(1580円)など全9種。ご飯やみそ汁はおかわり自由。座席数は76席でカウンターやテーブル、子連れで食事できるキッズスペースを用意。そのほか物販コーナーを充実させこれまで通販のみの販売だった同社商品や唐津物産を展開する。営業時間はレストランが午前11時~午後3時。売店は午前10時~午後4時。定休日は毎週木と金曜日。駐車場は80台で、観光ツアーに対応するため大型バス6台が駐車できる。今回の出店により状況を見ながら唐津工場の生産ラインを整備していくという。岩本CEOは「健康経営優良企業の認定をいただいており健康に十分意識したランチ。すでにツアー客のお申込みもいただいており、アフターコロナの唐津を盛り上げたい」と話している。