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唐津市にIT技術活用宿泊施設の第7弾 リクリエ
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西日本で2020年までに50棟展開目指す
ホテルの企画や民泊運営・管理代行業の㈱リクリエ(福岡市博多区博多駅前4丁目、中西孝行社長)は3月23日、唐津市新興町にITを活用した宿泊施設「グランドベース唐津駅南」をオープンした。
同社は2020年内に西日本エリアでIT活用の宿泊施設・スマートホテルを全国50棟展開する計画を立ており、今回は第7弾で県外初の案件。場所はJR筑肥線唐津駅の南西側。建物は重量鉄骨造り2階建てで、延べ床面積は約300㎡。全3室は各部屋最大4人可能で、インバウンド観光客やビジネス層の利用を想定している。定員は12人。宿泊客はフロントに設置したタブレットで自動チェックインし、入室時はスマートロックに暗証番号の入力で開錠できるほか、客室には高速無線Wi―Fiや4カ国語対応のタブレット端末を備える。
同社では「今後も福岡市内と西日本エリアの観光地を中心に宿泊施設をオープンすることで、深刻化する宿泊施設不足の解消に努めていきたい」と話している。
同社は2016年2月設立。資本金2000万円、従業員18人。宿泊施設・民泊物件のサイト「Airbnb」の運用代行をはじめ、ホテルの企画やIT技術を駆使した無人宿泊施設の全国展開を目指している。また、昨年7月には積水ハウスと「最先端のIT技術を駆使した宿泊施設」に関する包括業務提携を締結し、これまで博多区に3棟、中央区に3棟をオープンしている。
2019年4月16日発行