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呉高専協働研究センターと研究活動などで連携 九工大Neumorphセンター
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週刊経済2021年10月26日発行
教員交流などを促進
国立大学法人九州工業大学(北九州市戸畑区仙水町、尾家祐二学長)の研究センター「九工大Neumorphセンター(田中啓文センター長)」は10月6日、国立高等専門学校機構呉工業高等専門学校協働研究センター(広島県呉市、黒木太司センター長)と教育、研究活動に関する包括連携協定を結んだ。
九工大大学院生命体工学研究科では呉高専の学生をインターンシップで受け入れるなど交流を進めており、さらなる教育、研究活動の充実を目的に連携したもの。主にマテリアル、AI分野の最新知識や技術の共有を図っていく。同大学の「先端基幹研究センター」の一つで、次世代のAIシステム「ニューロモルフィックAIハードウェア」を研究している九工大Neumorphセンター中心に呉高専協働研究センターと共同研究を推進。呉高専教員への指導など教員交流、学生のインターンシップ派遣、センター研究機材の相互利用などで協力体制を構築していく。田中Neumorphセンター長は「ニューロモルフィックAIハードウェア研究は全国的に研究人口が少ないので、今回の協定でAIハードウェア分野の裾野を広げるチャンスにしたい」と話している。