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呉服町本店を川端通商店街内に移転 千鳥饅頭総本舗
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新店舗名は「本店」に
和洋菓子製造販売の㈱千鳥饅頭総本舗(糟屋郡新宮町緑ヶ浜1丁目、原田浩司社長)は、このほど福岡市博多区上呉服町にある同社本店を同区上川端町の川端通商店街内に移転することを明らかにした。移転後の営業開始日は4月上旬の予定。 呉服町本店は2001年3月に開店したが、近年のインバウンド需要増を背景に、上川端町という立地の良さと集客力、店舗運営コストなど総合的に判断して今回の本店移転を決定した。店舗名は「千鳥饅頭総本舗 本店」に改称し、呉服町本店(店舗面積は425㎡)は3月末で閉店する。場所は川端通商店街内、川端ぜんざい広場の斜向かい側。敷地面積は72・5㎡、店舗面積は66・6㎡。3階建てビルを賃貸し、現在2階部分を吹き抜けにする構造でリニューアル工事を行っている。フロア構成は1・2階部分を本店舗とし、3階は使用しない方針。 従来の和洋菓子、季節限定品、ギフト関連商品を取り揃えるほか、本店限定パッケージで包装した千鳥饅頭を販売する。スタッフは開店当初3人体制でスタートし、初年度年間売上目標は3600万円としている。同社では「店頭スペースを利用して、2カ月に1回程度のペースで千鳥饅頭実演販売ブースを設けるなどさまざまなイベントを計画している。九州の銘菓として今後も伝統を生かしつつ、時代ニーズに応じた菓子づくりとサービスを提供していきたい」と話している。 同社は寛永7年創業、1997年8月に設立。資本金は1000万円。従業員数は約220人。現在、直営店を37店舗展開している。
2020年3月3日発行