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名称変更し総合型スポーツクラブのビジネス支援開始 スポーツウエイヴ


新たに3人の外部理事招く

企業の従業員健康診断や部活動指導者への勉強会運営などを手掛けるNPO法人スポーツウエイヴ(北九州市八幡東区前田1丁目、内田満代表)は10月9日、法人名をスポーツウエイヴ九州に変更し、新たに総合型スポーツクラブの支援を開始した。

今後活動領域を広げるために組織体制を一新。新たにスポーツ関連業やNPOに精通する3人が外部理事に就いた。

「総合型スポーツクラブ」とは、日本の生涯スポーツ社会の実現を掲げ95年から文部科学省が実施するスポーツ振興施策の1つで、幅広い世代がそれぞれの興味関心、競技レベルに合わせ、さまざまな種目に触れる機会を提供する地域のスポーツクラブのこと。新たな取り組みとして、県内にある法人格をもったクラブ23団体の16年度全体年間総収入約4億円規模からの引き上げを目指す。具体的には、マイナー、障がい者スポーツ種目の企業研修への導入提案や企業とのコラボイベント企画などをプロデュースし、20年東京五輪後の底上げを目指しているという。

内田代表は「スポーツで自主的に稼ぐという考えが日本では浸透していないのが現状。福岡県内の総合型スポーツクラブのマネジメントを担うことで事業内容を広げていくことで、例えばアスリートのセカンドキャリア形成にも役立てるよう貢献したい」と話している。

同法人は2000年11月に福岡県内初のスポーツNPO法人として設立。スタッフは8人(非常勤含む)。

2017年10月24日発行