名古屋の一枚板家具専門店を移転　関家具

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週刊経済2023年3月14日発行

複合商業施設「ラシック名古屋」内に

家具の卸売、小売などの㈱関家具（大川市幡保、関正社長）は２月２２日、一枚板家具専門店「アトリエ木馬　名古屋ギャラリー」（名古屋市中区栄３丁目）を同３丁目内で移転した。
場所は「名古屋栄三越」北隣の複合商業施設「ラシック名古屋」６階。店舗面積は約１９０㎡。栄地区の中心に位置する商業施設への移転で認知拡大を図るほか、同商業施設の同じフロアに家具店が集合していることから、家具を検討する潜在層を取り込む。現在アトリエ木馬は１１店舗展開しており、同店が中部地区唯一の直営店舗。同ブランドは、世界中から仕入れた銘木の一枚板を使ったテーブルを中心に展開。名古屋ギャラリーには樹種約４０種類、１００枚を超える一枚板を展示しており、好みの脚と一枚板を組み合わせてセッティングすることができる。同社は「壁面や照明などにもこだわり、今までにないモダンな空間を演出している。一枚板の魅力を発信したい」と話している。
同社は１９８２年１１月設立。資本金１億５千万円（資本準備金を含む）。家具、インテリア、住関連商品の企画、卸売、小売販売、コントラクト事業などを展開。