名古屋と大阪の２社を子会社化　グリーンクロス

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週刊経済2022年4月19日発行

グループ７社体制へ

工事現場向け安全機材販売の㈱グリーンクロス（福岡市中央区笹丘１丁目、久保孝二社長）は３月２８日、安全機材用品および測量器具などの製造販売業㈲山行舎（名古屋市緑区、木俣勝行社長）と、屋外広告業のマクテック㈱（大阪市平野区、川邊ひとみ代表取締役会長）の発行済み全株式を取得し、完全子会社化することを決めた。
山行舎は１９８３年１１月設立。資本金３００万円。安全機材用品と測量器具などの製造販売を手掛け、設立以来豊富な経験と高い技術を有している。株式譲渡実行日は５月９日の予定。マクテックは１９８７年１月設立。資本金１千万円。関西地区を中心にサインメディアの企画、設計、施工などを展開し、長年培ったノウハウのもと安定した経営基盤を有している。株式譲渡実行日は５月１０日の予定。今回の子会社化により、グリーンクロス、東亜安全施設㈱（東京都杉並区）、㈱トレード（名古屋市中川区）、北斗ネオン㈱（福岡市博多区博多駅南５丁目）、㈱Ｇ‐サイン（同市東区多の津１丁目）と合わせてグループ７社体制となる。
同社では「両社の持つ高い技術力や生産力、ノウハウなどと当社グループが持つ販売拠点ネットワーク網とをお互いが共有し活用するシナジー効果をもって、グループの総合力強化が図れると判断した」と話している。
同社は１９６９年創業、７１年７月設立。資本金６億９７２６万円、９６年１２月福岡証券取引所上場。２０２１年４月期売上高は１８３億９７００万円。従業員７６８人（連結）。