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吉富町で母子手帳アプリを提供開始 東京のエムティーアイ


あいあいネットとして

コンテンツ配信事業の㈱エムティーアイ(東京都、前多俊宏社長)は、4月23日から築上郡吉富町(今冨壽一郎町長)で母子手帳アプリのサービス提供を始めた。
吉富町では妊娠期から青年期まで切れ目のない子育てサポートを実施し、未来の宝物である子どもを地域全体で育てる支援体制を推進しており、その環境整備の一環として導入した。自社開発アプリ「母子モ」を「あいあいネット」という名前で提供し、スマートフォンやタブレット端末、PCに対応する。サービス内容は妊産婦と子供の健康データの記録・管理や予防接種のスケジュール管理、出産・育児に関する情報や自治体が発信する最新の地域情報提供など。同社では、「離れた地域に住む家族との情報共有や新たなコミュニケーションツールとして期待できる」と話している。2018年度中に1000自治体への「母子モ」の導入を目指す。
同社は1996年設立。資本金50億7000万円。従業員数1003人。

2018年5月8日発行