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吉塚商店街をリニューアルオープン 吉塚市場リトルアジアマーケット


総事業費7千万円

吉塚市場リトルアジアマーケット(福岡市博多区千代1丁目、河津善博組合長)は12月1日、同区吉塚1丁目の吉塚商店街をリニューアルオープンした。総事業費7千万円。
名称は「吉塚市場リトルアジアマーケット」。吉塚エリアには東南アジア人が多く、コロナ禍で母国に帰省できないため、市場の活性化と共に仲間が集える場所を設けるもの。入居するのは生花店や食肉店、不動産など全41店舗。新たに中国点心「小重慶」、韓国焼肉「火の村」、ベトナム料理「ミスサイゴン」、ミャンマー料理「チョウゼヤ」、タイ料理「サワディカップ」、カンボジア料理「シェムリアップ」、ベトナムサンドイッチ「カムオン」の7店が同時オープンし、各国の料理を楽しめるようにした。また、外国人同士の親睦を深める目的のカフェラウンジ「アジアンプラザ」を設けた。2月にはミャンマーの巨大釈迦を設置し、来場者は参拝が可能となる。
河津組合長は「母国に帰れず仲間に会えないでいる外国人が集い、自立できるような場所を作っていきたい」と話している。

2020年12月29日発行