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合同講義室の命名権パートナー決定 有明工業高等専門学校


週刊経済2024年5月22日発行号

青木あすなろ建設が契約

有明工業高等専門学校(大牟田市東萩尾町、八木雅夫校長)は、青木あすなろ建設㈱(東京都港区、辻井靖社長)を合同講義室のネーミングライツパートナーに選定し、4月1日から愛称を「青木あすなろ建設合同講義室」とした。期間は3年間。
同校は昨年12月、保有施設を対象としたネーミングライツ制度の募集を開始した。講義室や演習室、CAD室など学生が利用する施設のネーミングライツパートナーを公募し、愛称を付けることでパートナーの知名度向上を支援するとともに、得られる対価によって財政基盤の維持向上を図る。青木あすなろ建設がパートナーとなった合同講義室は、建築コースをはじめ各コースにおける講義や講演、地域の小中学生向けのものづくり体験教室などに利用されており、同校の講義室の中でも最大規模の168㎡。その他の施設についても随時パートナー企業を募集しており、対象施設などはホームページに掲載している。
梅津美昭事務部長は「本校の教育・人材育成方針に共感していただき、パートナー契約につながった。建築コースを設置している高専は九州でも少なく、建設業界を目指す学生への訴求も見込まれている。技術人材のニーズが高まる中、契約を機に、さらなる連携につなげていきたい」と話している。