台湾・台中市に現地法人を設立　ケアリング

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福祉用具販売を展開

訪問介護サービス、施設介護事業などを手掛ける㈱ケアリング（福岡市博多区千代３丁目、中尾光明社長）は９月２３日、台湾・台中市に福祉用具販売の現地法人を設立する。

リハビリ・整形外科用品製造の聖侑企業股份有限公司（台中市、江金山総経理）との共同出資で設立するもの。台湾と中国で養老事業（介護）がスタートし、施設建設が急速に進んでいることを背景に、台湾および中国に向けて福祉用具の販売を展開していく。社名は「聖博愛醫療復健器材股份有限公司」。資本金は３００万元で、出資比率は両社５０％ずつ。代表は江総経理が兼任し、中尾社長は副総経理に就く。中尾社長は「将来的なアジア全域での介護事業コンサルタント、福祉用具事業の展開に向けて今後も前進していく」と話している。

同社は２０００年１１月創業、０１年２月設立。資本金２０００万円。従業員３２５人（非常勤含む）。中尾社長は大分県中津市耶馬溪町出身。１９５６年６月８日生まれの６１歳。法政大学経済学部卒。趣味はアウトドア。

2017年9月5日発行