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台湾の経済団体とMOU締結  福岡商工会議所


貿易など進出支援を強化

福岡商工会議所(福岡市博多区博多駅前2丁目、藤永憲一会頭)は12月3日、台湾の貿易関連経済団体「台北市進出口商業同業公会」(黄振進理事長)と経済交流促進に関する覚書(MOU)を締結した。同団体とのMOU締結は、九州の商工会議所で初めて。
同所が実施する国際関連事業の一環で、輸出先・進出先として台湾のニーズが高いことから、連携を強化する目的。台北市進出口商業同業公会は1947年設立、貿易関連企業約5800社で構成し、世界経済の主要研究や会員企業のマーケティングとサポート、見本市開催や海外調達の支援などを行っている。今回のMOU締結で、貿易・投資・市場などに関する情報交換のほか、国際見本市、商談会などの開催を目指す。
藤永会頭は「台湾でも最大規模の貿易関連団体。中小規模の事業者にも、輸出や情報発信の機会を提供していきたい」と話している。

2019年12月17日発行