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台湾の李登輝元総統1周忌を偲ぶ会 はせがわの長谷川相談役ら
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週刊経済2021年8月17日発行
九州・山口各県から350人
昨年7月30日に逝去した台湾の李登輝元総統の1周忌を偲ぶ会が7月30日、福岡市博多区下川端町のホテルオークラ福岡で営まれた。
㈱はせがわの長谷川裕一相談役、九州電力㈱の松尾新吾特別顧問、JR九州の石原進相談役と台北駐福岡経済文化弁事処の陳忠正処長らが発起人となって実施されたもの。午前10時から発起人ら関係者によって行われた献花式では長谷川相談役、石原相談役、自治体レベルでの交流に力を入れてきた山口県防府市の松浦正人元市長らが登壇。元総統の功績や交流のエピソードについて述べた後、祭壇に献花式に臨んだ。その後、午前11時から開かれた偲ぶ会には、台湾と交流のある九州・山口各県の政財界、教育関係者ら350人が参列、会場に設けられた祭壇に一礼し、哀悼の意を表した。
献花式であいさつした長谷川相談役は「博多21の会を通じて3回ほど面会する機会があり、自宅を訪問した際は午後11時まで歓談したこともあった」とエピソードを紹介しながら、「台湾に自由と民主主義を根付かせ、日本とは友好国を超えた共同体という関係の必要性を説かれていた李登輝先生の御霊に哀悼の誠を捧げたい」と述べた。