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古賀市青柳に本社移転  如水庵    営業本部・物流センターを新設


 和菓子製造販売の株式会社如水庵(福岡市、森恍次郎社長)は2月1日付で、本社を同市博多区博多駅前1丁目から古賀市青柳に移転した。
 営業本部と配送センターを約3億5000万円かけ新設し、物流や倉庫機能を集約。本社機能も移転し工場との連携、業務効率化を図る。場所は、国道3号沿いの鹿部交差点南側、第4工業団地内。敷地面積は3681平方m、2階建てで延べ床面積は2480平方m。1階に包装室、倉庫、通販受注室などの配送機能、2階に執務室、応接室、食堂などの本社機能を設置した。常時約50~60人のスタッフが勤務する。旧本社は1983年から稼働していたが、オーナーに返却する。
 工場で製造した商品すべてを物流センターに受け入れ、同センターから店舗や注文先などに発送する。これにより通販事業では、受注から発送までの期間を中2日から当日に短縮した。同社では「通販事業を強化し、今後3年間で1億5000万円規模に拡大したい」と話している。
 同社は1962年6月設立。資本金5100万円、従業員約300人、売上高約30億円。