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古賀市玄望園に物流施設2棟を開発 東京の日本エスコン
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週刊経済2021年6月29日発行
28万㎡の一画を活用
東証一部上場で、総合不動産業の㈱日本エスコン(東京都港区、伊藤貴俊社長)は、古賀市玄望園に物流施設2棟を新設する。1棟目は5月に着工し、来年6月に完成予定。2棟目は今年秋頃に着工し、来年秋頃の完成を予定している。 同社が業務代行者として造成・開発を手掛けた土地区画整理事業(約28万2000㎡)」の一画を活用するもの。場所は古賀SA(上り)の西側。 それぞれ地上2階建てで延床面積約2万8000㎡。完成後はテナントに賃貸する。総事業費は非公表。同社の担当者によると、「地域の活性化や雇用創出に貢献できる開発としたい」と話している。 今年4月から中部電力㈱の連結子会社の同社は1995年4月設立。資本金62億8400万円(2020年12月末)。分譲マンションや商業・物流施設、ホテル、オフィスなどの開発事業のほか、不動産運営・管理のプロパティマネジメント事業、不動産企画コンサルティング、オペレーション事業、リノベーション事業などを展開。従業員278人(連結・2020年12月末)。東京と大阪に本社を置くほか、名古屋や福岡、北海道に支店を置いている。20年12月期連結売上高は773億8100万円。