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古賀の分院を新築で拡張移転 林眼科病院


日帰りの白内障手術に対応

医療法人社団研英会林眼科病院(福岡市博多区博多駅前4丁目、林研理事長兼院長)は5月1日、古賀市天神5丁目から同市花鶴丘1丁目に分院「古賀診療所」を新築で拡張移転した。
87年に旧西鉄古賀駅前に開設した同診療所は老朽化や患者増加に伴い手狭となり、以前よりも国道3号沿い付近に移し利便性に配慮した。場所は「古賀橋」交差点そば。敷地面積は約1・7倍の988㎡で、駐車スペースは6台から30台に拡張した。建物は2階建てで延べ床面積は388㎡。1階が診療スペースで、受付、診察室、検査室、手術室、手術前後の準備・回復室を配置し、2階は主にスタッフの休憩スペース。週3回の本院と古賀駅をつなぐ送迎バスも引き続き運行し、新たに電子カルテも導入したことで本院との連携を強化。診療時間は午前9時から午後6時で休診は日、祝日。午後休診は木、土曜。6月から月、水、金、土(第1、3のみ)は医師2人体制で診療。
7月から白内障の日帰り手術に対応し、年間約3000例の手術を行う本院診療部長の吉田起章医師が執刀する。麻生宏樹院長は「患者の状態によっては近隣の脳外科・内科などのクリニック、総合病院、大学病院へ紹介し地域医療機関との連携にも注力している。地域の皆さまに安心して受診していただけるよう、スタッフ一同努力していきたい」と話している。
麻生院長は長崎市出身。69年10月生まれの48歳。96年福岡大学医学部卒業後、02年長崎大学大学院(生化学)卒、博士号取得。その後林眼科病院やその関連施設を中心に勤務し、07年日本眼科学会専門医取得。15年から林眼科古賀診療所院長を務めている。

2018年5月29日発行