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取締役監査役等委員に小坂総務部長が昇格 コスモス薬品
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23日の取締役会で
ドラッグストアチェーンの㈱コスモス薬品(福岡市博多区博多駅東2丁目、横山英昭社長)の取締役監査役等委員に小坂通道(こさか・みちよし)総務部長が就任する。8月23日の株主総会後に開催される取締役会で正式決定する。
小坂氏は1960年9月27日生まれの58歳。2003年5月入社、同12月春原店(宮崎県日向市)店長、05年1月総務課長を経て09年4月から総務部長、12年6月から子会社㈱グリーンフラッシュの取締役を務めている。
予定されている役員は次の通り。
▼代表取締役会長宇野正晃▼代表取締役社長横山英昭▼取締役情報システム部長岩下昌博、同営業企画部長竹森基、同経営企画部長柴田太、同商品開発部長宇野之崇▼取締役監査等委員(総務部長)小坂通美、同社外木野哲男、植田正男
積極的な出店で売上高は28期連続増収
また同社の2019年5月期連結決算は、売上高が前期比9・5%増の6111億3700万円、経常利益が同8・1%増の272億9200万円で、11期連続の増収増益となった。
九州地区の26店舗をはじめ、中国・四国・関西地区で49店舗、中部地区で3店舗、さらに新商圏である関東地区でも3店舗を出店するなど順調に店舗網を拡大。また徹底した低価格戦略も奏功し28期連続の増収となった。またディスカウント戦略に伴う物流や店舗作業の平準化によってローコストオペレーションを推進。自社競合に伴う一時的な収益性低下はあったが、増収基調により営業利益は8・9%増の247億7500万円、純利益は同8・8%増の191億8500万円となった。
今期は九州・中国・四国地区を基盤に新商勢圏である関東・中部・完成地区への出店も積極的に進め、通期は売上高が同7・7%増の6585億円、営業利益が同0・1%増の248億円、経常利益が微増の273億円を見込んでいる。
2019年8月20日発行