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収入は265・5億円で微減 RKB毎日ホールディングス
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テレビスポットは好調
㈱RKB毎日ホールディングス(福岡市早良区百道浜2丁目、井上良次社長)の18年3月期連結決算は、売上高が前期比0・6%減の265億5800万円、経常利益が同2・2%増の23億5500万円で減収増益となった。
主力の放送事業では、ラジオショッピングやスポット広告の大口出稿が減少したラジオ部門が苦戦したものの、テレビ部門がイベントと連動した番組開発が奏功したほか、スポット収入も輸送機器、化粧品・トイレタリー、住宅・建材などが好調に推移したことで放送事業全体では0・5%増。しかし受注減少が響いたシステム関連事業、駐車場収入が減少した不動産事業、催事などのその他事業が軒並み落ち込み、3期ぶりの減収となった。また支出面でシステム関連子会社における退職金制度変更に伴う退職給付債務が減少したことなどで、経常益は3期連続の増益、純利益は放送設備購入補助金による特別利益の反動減もあり13・5%減の15億3900万円となった。
今期は売上高が263億8000万円(0・7%減)、経常利益が18億7000万円(20・6%減)の減収減益を見込んでいる。
2018年5月29日発行