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双十節レセプションに420人 台北駐福岡経済文化弁事処
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週刊経済2024年10月16日発行号
台湾経済団体トップらも参加
台湾の総領事館に相当する台北駐福岡経済弁事処(福岡市中央区桜坂3丁目、陳銘俊処長)は10月4日、同区天神2丁目のソラリア西鉄ホテル福岡で双十節レセプションを開いた。
双十節は1911年10月10日に建国された中華民国の建国記念日で、毎年、台湾での式典を前に福岡弁事処ではレセプションを開催している。建国113年にあたる今年のレセプションには、台湾と交流の深い九州・山口各県の政財界、教育界のトップ、台湾系華僑ら420人が出席したほか、経済団体との交流を目的に来日した中華民国対外貿易発展協会の黄志芳(元外相)、玉山銀行の黄男州董事長、台南市の葉沢山副市長らも出席。台湾と九州とのさらなる経済交流に期待の言葉を寄せた。
主催者を代表し、陳銘俊処長は「日本と台湾は切っても切れない関係、太い絆で結ばれている。よく“友達”といわれるが、“家族”そのもの。TSMCの進出で世界経済の成長を支える地域となった。結びつきをさらに強めていきたい」と述べた。九州・山口各県側の来賓では、宮崎県の河野俊嗣知事、熊本県の木村敬知事が来賓あいさつ。TSMCが菊陽町に進出した熊本県の木村知事は「熊本は100年に1度のビッグチャンスが到来し、半導体産業とともに発展するサイエンスパークづくりなどがこれから本格化する。台湾との友好交流をさらに発展させていきたい」と強調した。