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双十節レセプションに九州・山口の政財界関係者ら450人 台北駐福岡経済文化弁事処


週刊経済2023年10月17日発行号

来賓に自民党の森山総務会長ら

台湾の領事館に相当する台北駐福岡経済文化弁事処(陳銘俊処長)の「中華民国建国112年双十節レセプション」が10月6日、福岡市博多区博多駅前2丁目のホテル日航福岡であり、九州・山口の政財界、教育界のトップら450人が出席した。
双十節は1911年10月に辛亥革命によって成立した中華民国の建国を祝うもので、台湾では建国記念日と位置付けられている。日本国内では大使館に相当する東京の駐日代表処、領事館に相当する弁事処では記念レセプションを実施している。コロナ禍では式典のみの開催だったが、昨年から食事を提供するレセプションとして実施している。式典は中華民国の国歌にあたる三民主義、日本の君が代の斉唱でスタート。主催者を代表しあいさつした陳処長は「日本の植民地よして韓国より低い地位のあった台湾が今日、世界一の親日になったのは九州・山口の人たちが命を懸けて台湾を愛してくれたから。ここから日本との強い絆が深まった」と話した上で、「今日の緊迫した状況下で、国を守り、自由、民主のライフスタイルを貫く決心をした台湾をここに参加した人たちが倍旧の愛情で支持していただいていることに感謝し、自らも粉骨砕身努力していきたい」と述べた。
来賓には自民党の森山裕総務会長や、台湾の世界的半導体メーカー・TSMCの工場が立地する熊本県菊陽町を地盤とする坂本哲志衆院議員(熊本3区)らが出席。台湾と九州・山口とのさらなる交流促進に期待を寄せた。