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博多駅筑紫口の13階建てホテル着工 近鉄・都ホテルズ
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投資額130億円
近鉄不動産㈱(大阪市、善本烈社長)と㈱近鉄・都ホテルズ(同、二村隆社長)は10月5日、福岡市博多区博多駅東2丁目にホテルと商業施設が入居する地下2階、地上13階建てビルを着工した。投資額は130億円。
JR博多駅筑紫口ロータリー前の博多都ホテルを建て替える。19年開催のラグビーワールドカップを見据えて、福岡市は昨年12月に“高級ホテル”を建設する際の容積率を1・5倍の1200%に緩和。今回が一号案件となる。完成は同年6月、開業時期は9月を予定している。
建物の名称は「近鉄博多ビル(仮称)」。敷地面積は2300㎡。地下1階〜地上1、2階の3フロア5区画に高級飲食店、物販店などのテナントを誘致するほか、3〜12階には「博多都ホテル」、13階にはレストランと屋外温泉スパ、屋内浴場が入居。国内外の観光客をメーンターゲットに据え、客室数は緩和が適用される面積30㎡以上の部屋を約200室、うちスイートルームを2部屋設ける。平均客室単価は2万円、休日は3万円程度を予定している。デザインのコンセプトは「緑と水と光のビル」で、8階以上の上層階に滝や緑などを立体的に配置する。同社では「上質でゆったりとくつろげる福岡のリーディングホテル、筑紫口の新たなランドマークを目指したい」と話している。
2017年10月11日発行