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博多駅筑紫口の旧本社跡地に店舗、駐車場などの複合ビル   九州旅客鉄道   07年春を開業予定


 九州旅客鉄道株式会社(JR九州、福岡市博多区博多駅前3丁目、石原進社長)は10月25日、博多駅筑紫口の旧本社跡地(同区博多駅中央街)に商業店舗や駐車場、駐輪場からなる地上10階、地下1階建ての複合ビルを建設すると発表した。開業は2007年春を予定。
 2011年春の博多駅ビル開業、九州新幹線全線開業を控え、博多駅周辺の開発を進める一環。旧本社跡地は博多駅筑紫口駅前広場に面しており、車や自転車などを利用する客に対して、さらなる利便性の向上を図る。
 新ビルの名称は「(仮称)JR九州筑紫口ビル」。敷地面積は約2,100平方メートル。建物は鉄骨造(1部鉄筋コンクリート造)、地上10階、地下1階建てで、延べ床面積は約1万6,900平方メートル。1~3階(約1,900平方メートル)が飲食店舗を中心とした商業店舗、2~10階(約1万3,500平方メートル)が約380台収容の自走式駐車場、地下1階(約1,500平方メートル)が約800台収容の駐輪場となる。
 10月下旬から準備工事に入り、12月下旬にも本格着工する予定。